目次
はじめに:営業の「トーク力」と「提案力」に
求められる新しい視点
保険営業の現場では、お客様との会話の中で様々なニーズを引き出し、
最適な提案をすることが求められます。
とはいえ、毎回の面談で“完璧な提案”を即座にするのは簡単なことではありません。
忙しい日常の中で、提案資料を整え、トークスクリプトを練り、
あらゆる質問に備えるには、かなりの準備と時間が必要です。
そこで今注目されているのが、ChatGPTのようなAIの活用です。
ちょっとした工夫で、営業の「トーク力」(会話力)と「提案力」を
効率的に引き上げることが可能になります。
ところで、あなたはどれだけAIを使いこなせてますか?
プロンプト(指示文)によって回答の質がどれだけ変わってくるか知ってますか?
AIの奥の深さを知ってますか~
今回は、具体的な使い方と事例を紹介します。
AIと聞いて難しいという先入観を持たれたらアウトです。
退場してください~
カタカナ、アルファベットに弱いだけで「苦手意識」というやつです。
慣れればまったく難しいことではないですよ。
何回も言うように習うより慣れろです。
①:営業トークは「準備力」で差がつく
トーク力というと、会話の機転や話術の巧みさが注目されがちですが、
実際は「どれだけ事前に準備できたか」がその質を大きく左右します。
事前にお客様の属性や過去の会話をもとに、「どんな質問が来るか」「どんな提案が刺さるか」を
想定しておくことが、自然な会話や納得感のある提案につながります。
僕はロープレそのものが嫌いだったんですが、AI相手だといつでもできるので楽しいですよね。
ChatGPTは、この準備作業の強力なパートナーになります。
たとえば、「◯◯歳の会社員で、家族構成は…」という条件を入れて、
「どんな悩みを抱えているか」「どんな質問が来そうか」といった想定を、
AIに相談することで事前に整理できます。
また、「この質問にはどう答えたら納得してもらえるか?」という“返し方”の練習にも有効です。
何度でも練習できるAI相手に、伝え方を磨いていくことで、自信を持って面談に臨めます。
特に音声会話も利用できますので、
ロープレの優秀なパートナーとしてもかなりの相手をしてくれますよ。
②提案力は「情報整理」と「伝える形」が鍵
実は、良い提案ほどシンプルです。
難しい専門用語や情報の羅列では、お客様の頭には残りません。
そこで大切になるのが、「複雑な情報を、いかにわかりやすく伝えるか」という整理力です。
ChatGPTは、提案の骨子を組み立てたり、
分かりやすい言い回しを考えたりするのに非常に役立ちます。
おもしろ、おかしく、くわしく、難しいことをわかりやすくです。(これは僕のモットーです)
例えば
- 長い説明を「3つのポイント」に要約してくれる
- 「例え話で説明して」と頼むと、日常の出来事に置き換えてくれる
- 提案資料をベースに、「話すときの台本」を作ってくれる
さらに、画像生成AIと組み合わせれば、グラフや図解を作って「見せる提案」も可能になります。
これによって、専門知識の少ない方にもスムーズに理解してもらえるようになります。
頼もしい助っ人です。しかも基本無料です。(笑)
③:ChatGPTを活用したトーク・提案の実践例
以下は、実際に営業担当者がChatGPTを活用して成果を上げた事例です。
面談前のシナリオ作成ー顧客の属性をもとに想定質問と返答を用意し、
自信を持って面談に臨めた。実際に私も準備万端で臨んだら結果良かったです。
提案書の事前レビュー:ChatGPTに「この提案書のわかりにくい点ある?」と聞いたところ、
改善点が見つかり、商談成功につながった。何回も聞いてください~
定期フォローの文面作成:ChatGPTに会話履歴を要約してもらい、
「その後いかがでしょうか?」という自然なフォローメールが作成できた。
このように、ChatGPTはあくまで「自分の頭を整理し、伝える力を補助してくれる存在」です。
頼り切るのではなく、一緒に仕事を進める感覚で使うことで、
より良い営業活動が実現すると思いますよ。
AIで逆に「人間らしい提案」ができるようになる
意外かもしれませんが、AIを使うことで営業活動はより“人間的”になります。
なぜなら、余計な事務作業や準備の手間を省くことで、お客様との会話に集中できるからです。
トーク力も、提案力も、すべては「相手に届く形」で伝えることがゴールです。
相手に届かなかったら意味がないですね。
そのために、AIという補助ツールを使うのは、むしろ自然な進化だといえるでしょう。
ぜひ、あなたの営業スタイルにも、ChatGPTという“チームメイト”(相棒)を迎え入れてみてください。
提案の質が高まり、面談のたびに自信が持てるようになるはずです。
相棒がいるというのは心強いですよ