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今の保険証券の見方がわかるチェックリスト
―「入っているのに中身がわからない」を卒業するために―
「保険には入っている。でも、正直よくわからない」
これは、私がこれまで多くの方から聞いてきた本音です。

引き出しの奥に眠っている保険証券。
いざ見直そうとしても、専門用語が多くて読む気が失せてしまう。
その結果、「たぶん大丈夫だろう」と思いながら、何年もそのままになっている人は少なくありません。
でも実は、保険証券はポイントさえ押さえれば、誰でも理解できるものです。
今回は、今入っている保険の内容を自分で確認できる
「保険証券チェックリスト」という形で、わかりやすく整理していきます。
そもそも、なぜ保険証券を確認する必要があるのか?
保険は「入ったら終わり」ではありません。
年齢、家族構成、収入、健康状態は年々変わっていきます。
にもかかわらず、
・20年前に入ったまま
・勧められるまま加入した
・内容を説明された記憶がない
こうした状態のまま放置されているケースが非常に多いのです。
保険証券を確認する目的は、
「ムダを探すこと」ではなく「今の自分に合っているか」を知ること。
その第一歩が、今回のチェックリストです。
保険証券チェックリスト【基本編】
① 保険の種類は何か?
まず確認したいのは、その保険が
・生命保険
・医療保険
・がん保険
・介護保険
・損害保険
のどれに当たるのか、という点です。
複数の保障がセットになっている場合もあるので、
「何に備える保険なのか」を一つずつ分けて見てみましょう。
② 保障期間はいつまでか?
次に見るべきは保障がいつまで続くのかです。
・一生涯続く「終身型」
・60歳、65歳、70歳などで終わる「定期型」
ここを勘違いしている人は意外と多く、
「一生保障されると思っていたら、あと数年で切れる」
というケースも珍しくありません。
③ 保障内容と金額は?
保険証券には必ず、
・死亡時いくら
・入院1日いくら
・手術はいくら
といった金額の記載があります。

ここで大切なのは、
「その金額で本当に足りるのか?」
「逆に多すぎないか?」
という視点です。
不安だからと高額保障にしていても、
実際には使わない内容になっていることもあります。
④ 保険料はいくら払っているか?
毎月の保険料、または年払いの金額を確認しましょう。
ポイントは
「今の生活に無理がないか」です。

収入が減った後も、同じ保険料を払い続けられるか。
ここを無視すると、将来「保険料が負担で解約」という事態になりがちです。
⑤ 特約はつきすぎていないか?
特約とは、基本保障に追加されているオプションです。
・入院特約
・通院特約
・先進医療特約 など
一つ一つは安く見えても、
積み重なると保険料は大きくなります。
「これは本当に必要か?」
と自分に問いかけながら見てみましょう。
⑥ 受取人は今の状況に合っているか?
意外と見落とされがちなのが、受取人です。
・結婚前のまま
・離婚後も変更していない
・すでに疎遠な人が指定されている
こうしたケースも実際にあります。
今の家族関係に合っているか、必ず確認しましょう。
チェックリストを使うと見えてくること
このチェックリストを一通り確認すると、
多くの人がこう感じます。
「思っていたより内容を知らなかった」
「これは必要だけど、これはいらないかも」
それで大丈夫です。
気づくこと自体が、見直しの第一歩だからです。

いきなり解約や変更をする必要はありません。
まずは「把握する」ことが何より大切です。
まとめ:保険は“わかって入る”だけで安心が変わる
保険は、難しいものではありません。
難しく見えるだけです。
保険証券を読み、
・何に備えているのか
・いつまで保障されるのか
・いくら払っているのか
これがわかるだけで、
将来への不安は大きく減ります。
今回のチェックリストを使って、
ぜひ一度、ご自身の保険証券を広げてみてください。

「わからない」を放置しないこと。
それが、これからの人生を安心して進むための、確かな一歩になります。

